玉之浦をなんとかしなくっちゃ
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昨年度、五島市の総合戦略が決まりました。
さまざまな施策が成果を上げれば、2030年に27,500人(国立社会保障人口問題研究所調べ)まで減少すると予測される人口を30,200人で維持できるとしています。
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しかし、玉之浦町においては五島市内でも一番きびしい状況に置かれています。約10年前に発表された長崎経済研究所の調査によると、2030年までの玉之浦町の人口減少率は50%以上、2010年で1,658人(実際には1,589人)、2020年で1,218人、2030年で869人と推計されています。実際には環境が悪くなれば加速度的に人は減っていくと思われます。
玉之浦町の高齢化率は現在約52%なので町ごと限界集落といえる状況です。このままでは五島市内で最初に消滅していく元自治体になるかもしれないのです。
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たまんなゆうゆうは、単なる福祉施設としてだけではなく町内で一番就労者をかかえる事業所として、玉之浦町にかかわる人々と積極的に共働し、玉之浦がずっと生活しつづけたい町であるように動き始めています。
施設長 門原淳一